健康と交流の里づくり № 2
スポーツ推進の環境を考えよう!
(はじめに)
先月は、健康と交流づくりのため、ほとんどの市町村で設立・運営されている「総合型スポーツクラブ」の概要について紹介しました。
今月は、小学校の運動部活動について紹介します。
先日の熊日新聞に、中学校・高校運動部活動における外部指導者の積極的活用や練習時間・日の短縮など、文部科学省やスポーツ庁の見解が掲載されていましたが、小学校の運動部活動も、平成31年度から大きく変わります。
( 熊本市の小学校運動部活動」の概要!)
熊本市を除く県内の小学校運動部活動は社会体育(学校外のクラブチームや総合型地域スポーツクラブ等)へ移行します。一方、熊本市では、児童の負担過重に配慮し、学校と社会体育の良好な連携を求めて、次のように縮小されます。
①学校に複数の競技を行う「総合運動部」の設置。
②小学校体育連盟主催、共催大会にのみ参加する学校体育部活動の設置。
③各種大会(熊日学童オリンピック、競技団体主催大会など)に参加する社会体育への移行。
学校での練習(活動)は、平日90分以内、週3日以内、大会や練習試合は月2回以内と少なくなり、家庭や地域で過ごす時間が大幅に増えます。共働き家庭の現状と合わせて、子どもたちの家庭や地域での過ごし方を考えていかなければなりません。この機会に、健康と交流づくり、健全育成の視点から、富合校区のスポーツ推進の環境を考えていきたいと思います。
次回は、富合校区のスポーツ推進の現状と今後の方策について紹介します。